敬一さんが選んだ相手とは?
そんな敬一さんの前に50歳の会社経営者の会田すずさんが現れました。すてきな方でしたのですぐラブラブ交際に発展し、実はこの方と3カ月で結婚になりました。あれだけ結婚相手を決められなかった敬一さんでしたが、すずさんの“頼もしい言葉”で意思が固まったと言います。
「私が養うわよ! あなたが年を取っても私が面倒を見てあげる!」
つまり敬一さんは経済力のある人を選んだのです。資産や収入はありましたが、「自分の資産だけで100歳まで夫婦2人で優雅に暮らせるのか?」と将来への不安もあったのです。
すずさんは「私は70歳まで会社を続けるつもり。だから心配しないで!」と敬一さんに言ったそうです。2人には12歳年の差があったので、敬一さんが82歳まで彼女は現役で社長を続けるということです。
「お互いを支えられること」と「お金の価値観の一致」が決め手に
ここで大切なのは、すずさんは男性の年収を頼っていなかったということです。経営者という職業ですから、収入も多く長く続けられる仕事ではあります。少し特殊なケースでしょうし、もちろん年齢によっては仕事をするのが難しい人もいますが、男性も頼られるばかりでは不安になってしまうのです。
お金の価値観の面でも、すずさんは食事に行ってただ楽しく会話をしたり、時には旅行をしたりする暮らしを期待していました。
敬一さんは自分の「お金ではない部分」を求めてくれたことがうれしく、かつ、お金を使いたいポイントも一致していたことが結婚の決め手になりました。
お金は一生付き合っていくものですから、経済的に支えあえて、価値観が一致していることは、結婚の必須条件の1つと言えます。
※プライバシー保護のため、内容を一部脚色しています。