31歳女性、DINKsでいこうと言ってくれた男性と結婚

飯田優菜さん(仮名、以下同)は、都内の大手企業で広報として働く31歳、年収800万円の独身女性です。とにかく真面目な性格で、学生時代は勉強に打ち込み、有名大学を卒業。社会に出てからも仕事一筋でした。仕事は頑張るほど成果も出て、充実した日々を送っていました。

そんな彼女は結婚を控えていました。お相手は同じく都内の大手企業で営業として働く33歳、年収900万円の男性、桜井雄二さん。彼とは業務上のとあるイベントで知り合ったのですが、フィーリングが合って意気投合し、3年の交際を経て、プロポーズされました。

ただ彼のことは大好きだったものの、実際のところ結婚はできないと考えていたといいます。なぜなら彼女は子供が欲しくなかったから。仮にどんなに彼が積極的に育児に関わってくれたとしても、やはり子供を持つこと自体仕事の負担になるのは確かであり、仕事を優先したい自分は、彼のためにも結婚すべきではないと考えていたのだそうです。

ところが、彼はそれを受け入れてくれました。子供は嫌いではないものの、“いなくてもいい”と考えていたのです。彼が「子供はいなくていい、DINKsで今後の人生を歩んでいこう」と言ってくれたことが決め手となり、結婚に至ったのでした。