京都府在住の会社員の長谷川奈和さん(仮名)は、間もなく第一子を出産予定です。体質的に心配していた妊娠中毒症にかかることもなく、お腹の赤ちゃんは順調に成長。子どもが満3歳になるまで育休が取得できるなど勤務先の子育て支援策も充実していて出産体制は万全ですが、長谷川さんご夫妻には気になることがありました。それは、生まれてくる子どもの教育費。
「この子が将来大学院まで進んだとしても、学費は出してやりたい」。ネットで検索したところ、高校からドクターまでの学費は1000万円、さらに1人暮らしの費用が1000万円、計2000万円ほどかかるようです。ご夫妻は2人とも貸与型の奨学金を利用していて、現時点でも残債が合計で約400万円あります。だからこそ、お子さんには奨学金で苦労させたくないという“親心”ですが、マイホームや老後資金などこの先のライフプランを考えると、「20年で2000万円貯められるのか」不安しかなかったそうです。
そこで、なんと生成AIを使って「最適なアドバイスをくれる専門家」を探し出し、相談したのだとか。その結果どうなったのかを、長谷川さんに聞きました。
〈長谷川奈和さんプロフィール〉
京都府在住
33歳
女性
会社員
賃貸マンションに夫と2人暮らし
金融資産250万円(世帯)
出産体制は万全、悩みは教育費
私は今年の春、第一子を出産予定です。
ありがたいことに私の職場は出産する女性や子育てをする社員に好意的で、上司や同僚に気遣ってもらいストレスなく働けています。
2歳上の姉は甥の妊娠時に妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)となり、一時期は入院を余儀なくされるなど大変でした。同じ遺伝子を持つ私も気を付けなければと思っていましたが、ここまでは何とか母子ともに順調に来ています。
そんな私の悩みは、子どもの生育状況以上に、この子の教育費をどう準備するかということでした。気が早いと言われそうですが、我が家の場合は切実な事情があります。
