“借金”を背負って社会人生活がスタート
私も夫の拓海も大学時代に貸与型奨学金を利用していて、まだ返済が半分近く残っています。
奨学金自体は素晴らしい制度だと思いますが、実際に奨学生になると何とも言い難いプレッシャーがあります。
私も拓海も同級生が遊び回っている間にもアルバイトを掛け持ちして働いていましたし、卒業旅行も行けませんでした。それ以上にしんどかったのは、私は約300万円、院卒(修士)の拓海に至っては約500万円の“借金”を背負って社会に出なければならなかったことです。
私たちが新卒だった頃は今のように初任給が高くはありませんでしたし、コロナ禍もあって経済的には大変でした。
結婚して生活費が抑えられるようになり、2年前からは将来に備えてNISA(少額投資非課税制度)の積み立てを始めました。とはいえ、自宅通勤の後輩のように「1800万円の枠使い切りを目指して毎月10万円を全力投入」などという真似はとてもできません。
だからこそ、生まれてくる子どもには奨学金を使わずに大学や大学院に進学できるくらいの教育資金は用意してあげたいという思いがありました。
