今後強まる孤独感とどう向き合うか
「本当の孤独は今より年齢を重ねてからやってくるのかもしれません。ただ、その時に後悔してももう間に合わないと思います。婚活には年齢的なタイムリミットがあるので、思い直すなら今しかないのかもしれません。そういった意味でも、自分にはまだ、老後を一人で生きていく覚悟が足りないのだと痛感しています」
「誰かと人生を共に歩むのか、はたまた孤独を感じないくらい没頭できる何かを見つけるのか。自分にはまだその答えが見つけられていません」
パートナーシップによる充実か、個人的な情熱による充実か――最終的に吉岡さんが直面しているのは、人生の根本的な選択です。誰にでも当てはまる正解はないからこそ、自分自身の人生に誠実に向き合う過程そのものが、何より価値のあることなのかもしれません。
みなさんは人生の重要な選択に迷った時、どのような基準で決断を下しますか? そして、1人で決断することの重さを、どのように受け止めていますか?