将来の姿が想像できず、まだ道を模索している大学生のりんさん(仮名)。周囲からは結婚しないと「孤独死」が待っていると言われながらも、自分なりの幸せを探し求める姿には、誰もが考える老後への思いが詰まっています。

<投稿者プロフィール>
・女性
・20代
・関東地方在住
・大学生

「結婚=幸せ」という固定観念への疑問

「私は深く考えすぎてしまう性格です。そのため、今考えている未来と実際に来る未来は違うし、いくらこうでありたいと願っても、そうはならないと考えてしまいます」

大学生であるりんさんの周囲には、老後の姿について「自分の子ども、家族に囲まれていたい」と考える友人が多いと言います。友人たちは結婚願望がそこまで強くなくても、いずれは結婚して子どもを持ちたいと考えているそうです。

一方で、彼女自身は現在、結婚願望を持っていません。しかし、そのことを家族や周囲の人に打ち明けると、「じゃあ将来は孤独死かもね」「それって寂しくない?」と、まるで幸せではない未来を想像されることが多いようです。

「老後の自分に家族がいることが幸せなのか、友達が多いことが幸せなのか、幸せの形はさまざまですし……そもそも何をもって幸せなのかは、自分で見つけるものだと思います」