佐伯律子さん(仮名、60代)は中国地方在住で、娘さんと猫2匹と暮らしています。
物価高が家計を直撃する中でも佐伯さん親子が絶対に妥協できないのが、猫2匹の手作りの食事です。その分、人間の食事で工夫することを決意し、スーパーをはしごするなどの節約生活を送っています。
後編では、節約疲れを防ぐために佐伯さんが編み出した「心を豊かに保つ方法」と、現在の暮らしについて聞きました。
●前編:猫の手作りごはんは絶対に妥協できない…物価高に直面する愛猫家が編み出した、節約生活でも「心が貧しくならない方法」
節約と小さな贅沢のバランスが生活の質を保つ
節約生活を続けていると、どうしても心が疲れてくることがあります。そこで私が実践しているのは、「本当に好きなものなら、多少高くても、ほんの少しでも買う」という方針です。
節約とは真逆の発想かもしれませんが、心が疲れてしまえば体調にも影響します。猫たちのためにも元気でいることが大切ですから、娘も私も「妥協できないもの」にはお金を使うことにしています。
具体的には、私たちにとって「良質な甘いもの」がそれにあたります。例えば、特別なケーキや上質なチョコレートなど。他のものを我慢してでも、この小さな贅沢だけは手放さないようにしています。
たとえ少量でも、本当に美味しいものを口にすると心が満たされます。100円のお菓子をたくさん食べるより、600円の本当に美味しいケーキを少し食べる方が、満足感が全然違うのです。
