お得感と小さな贅沢で心のバランスを

私たちの節約生活の要点をまとめると、次の2点になります。

1. スーパーのはしごと見切り品の物色。目指すのは野菜と果物を極力お得な金額で手に入れること

2. それを継続することでみじめな気持ちにならないように、高くても大好きでどうしても外せないものはちゃんと買って心を満たすこと

節約して出費を少しでも減らすことと、心を豊かに保つこと。このバランスを意識し始めてから、物価高の節約生活の中でも気持ちがすさむことはほとんどありません。

貧しさと豊かさは、財布の中身だけでは決まらない

この節約生活を始めてから気付いたことがあります。「貧しい」とか「豊か」というのは、単にお金の額だけで決まるものではないということです。

確かに見切り品ばかり買っていると、時に「これが私の生活なのか」と落ち込むこともあります。でも、その見切り品で美味しい料理を作れたときの達成感や、お気に入りのスイーツを少量でも味わえたときの満足感は、お金では測れない豊かさを与えてくれます。

それに、スーパーのはしごをしていると、同じように見切り品を探している方々との何気ない会話も生まれます。

「あのスーパーは今日お肉が安いよ」
「この野菜、半額になってるけど全然きれいだね」

そういった情報交換が人とのつながりを作ってくれることもあります。

物価高は確かに大変ですが、その中で知恵を絞り、小さな喜びを見つけながら生活することで、心の豊かさは保てると信じています。

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佐伯さんの言葉には、現実的な節約術と心の豊かさを保つ知恵が詰まっていました。物価高の時代、すべてを我慢するのではなく、「ここだけは譲れない」ポイントを見極め、メリハリをつけた生活が心の余裕を生み出すという大切なヒントを得ることができました。