面談から3カ月後、無収入の状態を脱する
面談後、翔也さんから同意が得られた筆者は、母親とともに必要書類をそろえ請求を完了させました。そして請求から3カ月が過ぎた頃、母親から「無事に障害基礎年金の2級が認められました」との連絡がありました。
これで翔也さんはひとまず無収入の状態から脱することはできました。
しかし母親は素直に喜ぶことはできなかったようです。
母親は続けました。
「長男は現在も1日のほとんどを横になって過ごしています。こんなことになるのなら、もっと早く受診させてあげればよかったと後悔しています。でも、当時は長男に障害があるとは考えもしなかったので、どうすることもできなかったんですけどね……」
もし早期に治療を開始していれば、翔也さんの人生も今とは変わっていたのかもしれません。そう思うと、筆者もやりきれない気持ちになりました。
※プライバシー保護のため、事例内容に一部変更を加えています。
