<前編のあらすじ>

両親が再婚同士だった30歳の後藤聡子さん(仮名)。会社を経営する父を誇りに思いながら育ちましたが、父の死をきっかけに、これまで知らなかった“血のつながらない兄弟”の存在を知ることになります。

弁護士とともに義兄弟を探し、相続手続きを進めることに。亡き父にそっくりなその姿に複雑な思いを抱きながらも、相続は円満に解決。しかし、義兄弟からは「これきりにしたい」と言われ、聡子さんは改めて自分の家族のかたちと向き合うことになりました。

●前編:父の死後に現れた“そっくりな義兄弟”…相続のあと30歳女性を戸惑わせた静かな「ひと言」

一人になり、結婚を考えるように

その後、母も亡くなり、聡子さんは天涯孤独となりました。
亡くなった父の子どもたちとも関係を持たないことになったので、本当に一人になったのです。

寂しさから、伴侶を求めて結婚相談所に入会しました。

最初は結婚に夢を持てなかったものの、「一人の生活はあまりにも孤独だ」と感じ、前向きに婚活を始めました。当初は父のような高学歴の男性を希望していましたが、最終的に選んだのは「仲良く穏やかに暮らせる人」でした。

両親は再婚同士でしたが、とても仲の良い夫婦だったからです。
そのような家庭を築きたい。そう願い、今は幸せに暮らしています。