バツイチ男性がなかなか結婚してくれない
結婚相談所には、さまざまな事情や思いを抱えた方が登録されます。中でも女性が相手に望む条件の上位に挙がるのが「経済力」です。愛だけでは生活できないことを、女性たちはよく知っています。元気なときも、病気のときも、お金は必要です。
自分の経済力ではタワーマンションに住んで、ブランド品を身につける生活は無理でも、経済力のある男性との結婚でそれが叶う。そんな現実を目の当たりにしているからこそ、「お金持ちと結婚したい」という願望が生まれるのでしょう。
今回ご紹介するのは、そんな願望を持ちながら婚活に挑んだ三好良子さん(38歳・仮名)のお話です。
長年連れ添った同棲相手が結婚を躊躇うワケ
良子さんは高卒で事務員として働いていました。
住まいは都心にも近い新興住宅地のマンション。大型スーパーやファッションビルも揃った、活気ある街で暮らしていました。
4人兄弟の長女として育ちましたが、両親の離婚により家庭の経済的な余裕は乏しく、大学進学は叶いませんでした。もともと進学への強い意欲があったわけでもなく、高卒で就職した職場でバツイチの男性と知り合い、やがて同棲を始めました。
仲は良く、円満なカップルでした。ところが彼は、どれだけ時間が経っても結婚に踏み切りませんでした。
「バツイチはまだ許されるけれど、バツ2は世間から冷たい目で見られる。だから結婚はしないよ」
良子さんは、同棲を続けるうちに彼の気持ちが変わると信じていました。しかし、その日は訪れませんでした。
