「結婚相談所に行って、君の面倒を見てくれる人を探した方がいい」
実は彼にはすでに子どもがいました。元妻と暮らす娘さんは、パパが大好き。そのこともあって彼は「この娘を悲しませたくないから、誰とも結婚はしない」と決めていたのです。良子さんと付き合い始めた頃、娘さんは小学生でした。
浮気を疑ったこともありました。しかし彼は誠実で、良子さん以外に女性がいる様子はありません。娘さんが多感な時期に再婚などできないという事情も理解できます。良子さんは「もう少し待とう」と自分に言い聞かせながら、何年も過ごしてきました。
それでも彼は変わりませんでした。良子さんがついに「どうしても結婚したい」と打ち明けると、彼はこう告げました。
「僕を待っていてもだめだよ。結婚相談所に行って、君の面倒を見てくれる人を探した方がいい。少しでも若いうちに見つけた方がいいよ。入会するなら、お金は出すよ。君に期待させてしまって、本当に申し訳なく思っている」
良子さんはこの言葉で彼との将来を諦め、結婚相談所に入会しました。入会金は彼が負担してくれました。それだけでなく、今まで二人で住んでいた家の家賃も、良子さんが結婚するまで払い続けてくれるという約束をしてくれたのです。何年かかっても、という条件で。
●はたして、良子さんの婚活はうまくいくのでしょうか。後編【「甘やかしてくれなければ意味がない…」どうしてもお金持ちと結婚したい38歳女性が、70代資産家とのお見合いで気づいた"致命的なすれ違い"】で、良子さんの婚活状況を詳しくご紹介します。
※プライバシー保護のため、内容を一部脚色しています。
