弁護士の後押しで妻と復縁、新天地で再出発
義両親をふたりだけにしておけないということで私も妻の実家に同居することになりましたが、自宅を手放した後だったので、むしろ、ありがたかったくらいです。
妻の実家は地方都市ですが、人手不足で求人の選択肢もそれなりにあり、私は失業中のアルバイトが役立って飲食店の店長の職を得ることができました。オーナーは近隣に5店舗を展開するやり手の若手実業家で、「水野さんの営業経験を生かして、いずれはうちの会社の営業全体を見てほしい」と言われ、久々にやる気になっています。
小学生の娘も、離婚してから数年間は精神的に不安定な時期が続いていたようですが、今はすっかり元気になり、今年からは地元のスポーツクラブに通うようになりました。
加藤さんとは妻が仲良くさせていただき、時々メールのやり取りをしているようです。妻いわく、加藤さんは大学卒業後にいったん福祉関係の仕事に就いたものの、「本当に困っている人を助けるには法律の知識が必要」と法科大学院に進んで弁護士になった苦労人なのだそうです。
あの包容力と温かみはそうしたキャリアから来たものなのかと妙に納得した次第です。
私が今こうしていられるのは、どれもこれも加藤さんのおかげです。
金利上昇で住宅ローン破綻が増えているというニュースがありましたが、加藤さんのようなプロフェッショナルによって、ひとりでも多くの人が救われることを願ってやみません。
※プライバシー保護のため、事例内容に一部変更を加えています。