前編では、投稿者のりんさん(仮名)の結婚観や理想の老後像を紹介しました。後編では、彼女が掲げる人生の大きな目標と死生観について掘り下げていきます。
<投稿者プロフィール>
・女性
・20代
・関東地方在住
・大学生
●前編:「結婚=幸せ」と周囲は言うけれど… 固定観念に疑問を覚えた20代女子大生が模索する自分なりの幸せ【読者体験談】
「映画のエンドロールのように…」掲げる人生最大の目標
りんさんが人生において掲げる大きな目標の1つに、「映画のエンドロールのように自分の名前が残る」というものがあります。
「それが何年後になるのか、もしかしたら死んでしまった後になるのか分かりませんが、私は息絶えるその瞬間まで、自分が生きていた証を残せるような人生にしたいです」
彼女の言葉からは自分の人生に意味を見出し、何らかの形で社会や他者に影響を与えたいという強い思いがうかがえます。
多くの人が人生の意義や自分の存在価値について考えることがあるでしょう。りんさんの場合、その思いが「名前が残る」という具体的なイメージとして表れています。若い彼女なりの「生きた証」の象徴であり、そのことが老後へと続く人生の指針となっているようです。