“経済的自立”の本当の意味

今回はFIREした息子がきっかけで自分達の老後の不安を抱えることになった大橋さんの事例をお伝えしました。

FIREに憧れる人も少なくはありませんが、実際にはFIRE後に拓人さんのようにお金の不安を抱えてしまい仕事に戻ったり、時間を持て余し仕事に戻ったりする人も少なくはないようです。

そして、同居する家族がいる場合には、自分ひとりの問題では済みません。たとえFIREをしても、他人の人生に依存する形では「経済的自立」とは言えませんし「早期リタイア」もできていません。

資産を多く持つことは本来自分の選択肢を広げ、安心してその後の人生を送ることができるものですが、自分がどういう人生を歩みたいのか、何のためのお金なのか、そしてそのための計画が曖昧だと上手く活かすことができなくなってしまいます。

お金は人生を豊かにするための手段ですので、まずは自分にとってどんな人生が良いのか、そのためにどうお金を使っていくのか、じっくり考えてお金との付き合い方を考えてみましょう。

※プライバシー保護のため、内容を一部脚色しています。