「アルハラ退職」は会社に相談しづらい
飲み会は職場の上下関係がさらに増幅され、ハラスメントが起きやすい環境です。
「自由参加と言われたのに、断ると仕事をふってくれなくなった」
「普段は温厚な上司が酔っているのか、酔ったふりをしているのか、二の腕を揉んできたり、後から抑え込もうとしたり、セクハラをしてくる。怖くて、飲み会が近づくと動悸がするようになった」
「新年会で酔った上司からビンタをされ、出勤できなくなった。その上司はパワハラがひどいと有名です。目をつけられてしまったので、これからもパワハラが続く可能性が高いので、退職代行に頼みました」
「酔いが回ると余興で肩パンのゲームが始まる。上司はだんだんエスカレートしてきて、最後はただ袋叩き状態に。アルハラに耐えられず辞める社員の送別会では、その社員に一気飲みを強要し、緊急搬送されていた。上司はおごってくれず、会計は罰ゲームで払う人を決めるので、負けが続くと生活費もなくなる」
「途中で席を立とうとすると、専務から『帰れると思うなよ』とすごまれた。専務の隣に座らされた。『トイレにいきたい』とウソをついて逃げようとしたけど、カバンを抱きかかえられてしまった。何をされるか怖くて涙が止まらなかった」
このような「アルハラ退職」の相談は、会社内の上下関係と密接に関わっているのため、会社には相談しづらいものばかりです。