“奥手な人”でも結婚を諦めなくていい!

山本さんはセミナーに通って学んではいましたが、女性との交際経験がないので、女性にどう接していいのか分からない部分もありました。ある意味奥手になっていたのです。

実は結婚相談所にいらっしゃる方の中にも奥手な人が意外と多く、異性を前にしてタジタジになってしまったり、的外れなことをしてしまったりすることがあります。

例えば、動物園に行き飲み物でも買おうかという場面で、「ペットボトルを1本買って、2人で飲もう」と言った男性がいます。理由は「1人では飲みきれないから」。確かに残すのはもったいないのですが、女性からすればケチな人に見てしまうもの。その男性は、交際をすぐに断られてしまいました。

また、奥手な女性も同じです。これまで交際をしたことがなく、手をつながれて硬直し、いつまでも手をパーのままにしてしまったという人もいます。握り返さなかったことで男性には脈ナシと判断され、交際に至りませんでした。

ですが、「異性にどう接すればいいのか分からない」という人でも、結婚を諦める必要はありません。今回の山本さんのように最初はうまくいかなくても、価値観の合う人に巡り合うことはできるものです。結婚をして幸せになりたい気持ちを忘れないでほしいと思います。