農家の苦労を実感し、「食べ物の価値」を再認識
自分で野菜を育てる経験を通して、私は農家の方々がどれだけの手間と時間、技術をかけて作物を育てているのかを実感するようになりました。プランターのわずか数株の野菜を育てるだけでも大変なのに、広大な畑で大量の作物を育て上げる農家の方々の労力は、想像を超えるものだと思います。
急激な物価高で、食の安全や楽しみを犠牲にして節約せざるを得ない人も多い中、私も以前は「とにかく安いもの」を優先して買っていました。でも今は違います。
できるだけ農家や流通に関わる人たちが正当に報われる適正な価格で購入することの大切さを学んだのです。もちろん家計のことを考えると、全ての食材にこだわれるわけではありませんが、少なくとも「食べ物の価値」というものを、より深く考えるようになりました。
リボベジは単なる節約術ではなく、食べ物の価値を改めて考えるきっかけになりました。「育てる楽しみ」と「食べる喜び」を同時に味わえるこの小さな家庭菜園は、私にとってお金以上の学びと癒やしを与えてくれています。
物価が上がり続ける中でも少しの工夫で日常を豊かにできることを、リボベジは私に教えてくれました。
遠野さんの体験談からは物価高の時代だからこそ、小さな工夫で日常に彩りを加える大切さがうかがえます。食費の節約を検討している方は、遠野さんのようにキッチンのちょっとしたスペースからリボベジを始めてみてはいかがでしょうか。
