義妹の態度が変わり「猛烈米おねだり」が始まる
ところが、米不足が叫ばれるようになってから、義妹の態度ががらりと変わりました。わざわざ母のところに電話をかけてきて、「毎年、おいしいお米を本当にありがとうございます。お義父さんとお義母さんのお米で作ったおにぎりを実家の母に食べさせたら、『こんなお米は食べたことがない』と感動していました。実家にも分けてあげたいので、よろしければ、もう少し送っていただけませんか?」と頼み込んできたのです。
お人好しの母は喜んで、「じゃあ、月初めに、お宅の分と一緒に精米して送ってあげるから」と年末までに合計30kgほどの精米した米を送り届けたのでした。
年が明け、米価格が高騰すると、母のところに義妹から頻繁に電話がかかってくるようになりました。母はその都度、米を送っていたので、今年だけで送った米は100kgを超えているはずです。
米不足でお客様からの問い合わせが急増している昨今、売れば、それなりの収入になったお米です。「お金に困っているわけじゃないんだから、代金や送料を払ってもらったら」と母に進言したら、「身内からお金は取れないでしょ」と言われてしまいました。
あの電話がかかってきたのは、そんな時でした。
●電話で発覚した義妹の裏の顔とは? 後編【「実家にも分けてあげたい」と米100kgを無償で入手して…一本の電話で暴かれた義妹の「驚きの目的」】で詳説します。
※プライバシー保護のため、事例内容に一部変更を加えています。