今回の遥さんの旅行における「教訓」とは?

そのOTA自体に強い不信感を覚え、SNSで検索をかけたらクレームが出るわ、出るわ。「東南アジアのホテルを予約していたのに現地に行ったら半年前に廃業していた」「急な仕事が入ってキャンセルしたら、宿泊の1週間以上前だったのに100%のキャンセル料を請求された」など、この1~2カ月だけでも私たち以上に嫌な思いをさせられた人が何人かいたことが分かりました。

私の愚痴を聞いた友人からは、海外の観光地では人気のホテルを餌に予約を集め、オーバーブッキングだと言って不入りの系列ホテルに客を振り分けているところがあるという不穏な話を聞きました。もし私たちの予約したホテルがそうだったとしたら、重大な契約違反です。そうしたホテルの情報を堂々と掲載しているOTAにも責任の一端があるように思います。

自業自得とは言え、旅行後懐具合はだいぶ苦しくなり、夏のボーナスが支給されるまでは緊縮財政を強いられています。

口惜しいのは、ネット上のクレーム情報を読む限り、返金を受けるには相当の労力と時間が必要になるらしいこと。今は仕事が忙しく、そこまでの気力や体力もないことから、結果的に泣き寝入りすることになりそうです。

1つ言えるのは、今後、よく知らないOTAは絶対に利用しないということです。

※個人が特定されないよう事例を一部変更、再構成しています。