朝から夜まで外出した結果、予想外の出費に

部屋にいたくない私たちは朝から夜まで外出することになり、マリンアクティビティやショッピング、レストランの食事などで予想外の散財をする羽目になりました。

そうした旅先のイベント自体の満足度は高かったのですが、為替が1ドル=160円を超えたタイミングでもあり、手痛い出費でした。帰国後に届いたクレジットカードの請求明細書を見たら、なんと引き落としが40万円近くになっていて愕然としました。

その中で看過できなかったのが、予約時に確認した額とほぼ同額のホテル代が計上されていたことです。慌ててOTAのカスタマーサービスに電話をかけました。

そのカスタマーサービスには日本語を話せるスタッフがいませんでした。仕方なくあまり得意ではない英語で何とか事情を説明し、すぐにホテルに確認してほしいと頼むと、「こちらのアドレスにメールをください」と言われました。

つたない英語でメールを書き送った2日ほど後に「確認します」というそっけない返信がありましたが、それから半月たった今に至るまで何の音沙汰もありません。

日本の予約サイトだったら絶対にあり得ないことです。

以前、日本の予約サイトで沖縄のリゾートホテルを予約した際、食事に不備があったのでサイトに指摘したところ、サイトとホテル双方からすぐに連絡が入り、ホテルからは丁寧なわび状とお菓子が送られてきました。

それくらいするのが当然だと言いたいわけではありません。今は旅行業界のカスタマーハラスメントの問題もあり、「お客様は神様」ではなくなってきています。それにしても、予約していた部屋よりはるかに見劣りする部屋に泊まらせておいて、当初と同じ料金を要求するのは明らかにおかしいし、クレームや問い合わせがあれば迅速に対応するのが接客の基本だと思うのです。