すべてを正直に話すことが、必ずしも最善とは限らない
明美さんがよかれと思ってした告白が、結果的に自分の将来を壊してしまいました。何も言わなければ、無事に結婚できていたことでしょう。
なぜ、言わなくてもいいことを言ってしまうのか。
もちろん、伝えなければならないことはあります。過去に結婚歴がある、子どもがいる、といったことは相手が知っておくべき情報です。しかし、昔付き合っていた相手のことを話す必要はないでしょう。まして、不倫であればなおさらです。
明美さんからは「破談になりそうなので、何とか助けてほしい」との依頼でしたが、いくら結婚相談所といえども、この件に関与することはできません。弁護士に委ねるべき話になってきます。
「墓場まで持っていく」は、今も生きている
正直に何でも話せばいいというわけではありません。
「墓場まで持っていく」という考え方は、実は今でも残っています。
すべてを正直に話すことが、必ずしも最善とは限りません。判断が難しい曖昧な出来事もあります。話すべきこと、話さないほうがいいことの区別をきちんとつけるのは、婚活においても、そして結婚においても大切です。
※プライバシー保護のため、内容を一部脚色しています。
