ネット節税が失敗しやすい理由

近年、早期リタイアや定年前後で独立する人は増えています。
その中で、「法人を作れば得」という情報が一人歩きしています。

確かに、制度を知り上手く活用することで税金や社会保険料を抑えられるケースもあります。

しかし、法人の申告書は非常に複雑で専門知識がないと難しいものです。クラウド会計も、知識がなければ「入力しているつもり」になってしまっていることもよくあります。

さらに、ネットの節税情報は「理論上は可能」という話が多く、実際の運用では社会通念上、過大とみなされる金額だったり、常識的に無理のある手法が“裏ワザ”のように紹介されていたりします。

税金や社会保険は非常に複雑で、素人が安易に考えてしまうと太田さんのような失敗をしてしまうことがあります。

しっかり専門家に相談しながら、メリットに対してのデメリット面や留意点もよく理解して考える必要があります。

今回のように、いざ申告のタイミングで法人設立を後悔することも珍しくなく、個人事業のままで税制優遇される制度などを活用した方が結果負担を抑えられることも多いものです。

ネットで情報を仕入れるのは良いですがあくまで参考として考え、実行する前に専門家に相談して考えないとムダなお金を払ってしまうことにもなります。

※プライバシー保護のため、内容を一部脚色しています。