10年以内ではないこともある

年金の給付の窓口に案内された誠治さん。職員に対し、「将来の年金を増やすには免除を受けた保険料を納めたほうがよいと聞きます。免除を受けてから10年以内だからまだまだ先ですよね」と確認します。

すると職員は「まだまだ時間はありますが、免除を受けてから10年はないので気をつけてください」と回答します。これに対し誠治さんは「10年以内じゃないのですか? なら、いつまでになるのでしょう?」と疑問を持ち、尋ねます。

職員は10年でない理由を説明します。10年以内に追納可能と言われていますが、誠治さんの場合は、なぜ10年もないのでしょうか。そして、いつまで追納が可能なのでしょうか。

●追納期限についての真実は、後編【国民年金保険料は「免除期間の追納」と「任意加入」どちらが得策? 老後資金を増やすため、63歳男性が選んだ結論は… 】で詳説します。

※プライバシー保護のため、事例内容に一部変更を加えています。