若く見えても、若くはない…という現実

婚活を始めた頃はどうなることかと思いましたが、最後は前向きに考えられて良かったですね。厳しい話ですが、大抵の「若く見える」は勘違いの可能性も高いという事実があります。

まれに、「普通の人と時の流れ方が違う」と感じるほど若く見える女性も確かにいますが、仮に若く見えても出産では実年齢が重要ですから、子どもを望む男性で清美さんの同世代以下となると、マッチングしにくい実態はあります(もちろん、男性不妊もあり、女性のリスクだけに目を向けるのは、本来フェアではありませんが……)。

また「頻繁にデートに誘われる=結婚も簡単」も、よくある勘違いといえます。デートに誘ってくる男性は当人と結婚がしたくて誘っているとは限りません。むしろ結婚を考えていないからこそ、あまり実年齢を気にせず、気軽に誘っているケースもあります。

自信があるのは悪いことではないですし、見た目にある程度気を遣うことも良いことなのは確かです。しかし婚活という場では、あらゆる世代の女性がいる――清美さんより若い方も多数いる現実があります。若さというポテンシャルと同等か、それ以上の魅力が必要となってくるでしょう。

つまり、アラフォーの年齢になれば基本的には包容力などの人間性がそれなりに必要であり、そのためには相応の経験が必要です。合わせて、自身を客観的に理解し、それに合わせた相手選びも大事という点を知っておきましょう。