相変わらず兄夫婦とは疎遠、それでも…

あれから約1年。日米の株式相場が暴落する局面もありましたが、iDeCoの積み立ては臆せず継続しています。個人向け国債変動10年は児島さんの助言で時期をずらして購入していて、最近は少しずつ利率が上がってきたので心強い限りです。今まで資産運用とは無縁だった私が「今日のニューヨークダウ（ダウ工業株30種平均）が」「長期金利が」という話をするようになって、夫や息子たちには驚かれています。

兄や兄嫁はますます母のマンションに寄り付かなくなり、私と妹は相変わらず定期的な“母詣で”が続いています。しかし、あの一件で母の私たち姉妹への思いを知ってからは、それも苦にならなくなりました。妹は母からの贈与で高価なバッグを買ったり、友人との温泉旅行を楽しんだりしたようです。「文ちゃんは何に使ったの？」と聞かれますが、「内緒」と口を濁しています。

児島さんにはその後もわが家のライフプランや、間もなく定年を迎える夫の退職金の受け取り方などの相談に乗ってもらっています。そのたびにわが家の状況を踏まえた実に的確なアドバイスをいただき、本当に感謝しきりです。あのいまいましい出来事がなければ児島さんとの出会いもなかったかもしれず、「ケガの功名」といえるかもしれません。児島さんには、これからも可能な限りわが家の良きアドバイザーでいていただきたいと心から願っています。

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※個人が特定されないよう事例を一部変更、再構成しています。