本当に1000万円投資していたのか…疑惑の芽生え

先日、結菜ちゃんママと2人だけでお茶をする機会があったのですが、その時に結菜ちゃんママがぽつりと言いました。

「瑠衣ちゃんママ、本当に1000万円投資していたのかな?」

それは私も疑問に思い始めていたことでした。

後で分かったのですが、瑠衣ちゃんママが例の特別なファンドを勧めたのは、ママ友グループの中でも瑠衣ちゃんママと距離があった私たち2人だけでした。

親しい仲間は避けたいけれど、かといって、ほとんど交流がない相手に声をかけるわけにはいかない。だから、程よい距離感の私たちを“ターゲット”に選んだのではないか。

結菜ちゃんママも同じことを考えたのでしょう。

とはいえ、確かな証拠があるわけではありません。

事情を知る夫からは、「300万円は痛いけれど勉強代だと思うしかない。投資をしてても、それくらい損することがあるんだから」と妙な慰め方をされました。

確かに300万円も惜しいのですが、それ以上に瑠衣ちゃんママへの疑惑が拭えず、悶々とした日々を過ごしています。

※プライバシー保護のため、事例内容に一部変更を加えています。