◆パフォーマンスのトップは「金鉱株」
個別ファンドの月間騰落率(ブル・ベア型、通貨選択型を除く)では、「外国株式型」に分類される「ブラックロック・ゴールド・ファンド」が12.60%でトップとなり、「ブラックロック・ゴールドメタルB」(12.44%)、「ブラックロック・ゴールドメタルA」(11.46%)が続いた。金鉱株や鉱業株式に投資するファンドだ。「三菱UFJ純金ファンド」の騰落率は9.63%だったため、金鉱株などの方が3月のパフォーマンスは良かった。また、「HSBCインド・インフラ株式オープン」が11.04%で、金関連に続いた。
◆「フィデリティ・グロース・オポチュニティ」が分配金利回りでトップ継続
分配金利回りのトップは前月に続いて「フィデリティ・グロース・オポチュニティ・ファンドD」の30.85%だった。第2位は「フィデリティ・米国株式ファンド F」が26.21%で第3位から順位を上げた。前月に第2位だった「JPMアメリカ成長株ファンド(ヘッジなし、毎月)予想分配金提示型」は26.11%で第3位に下がった。第4位に「WCM世界成長株厳選ファンド(予想分配金提示型)」(25.93%)が第6位から上がった。第5位は「イノベーション・インサイト世界株式戦略ファンド(予想分配金提示型)」(24.63%)で前月の第4位からに後退した。
執筆/ライター・記者 徳永 浩