共働き夫婦なら“楽しみへの出費”も認め合いたい

有紗さんはエステやジムも辞めるつもりはありません。そうすると今までと同じくらいお金がかかります。そして、子供ができても働き続けるつもりなので、生活スタイルを変えるつもりはありません。

これだけ見るとわがままな女性のように見えますが、頑張って働いているわけですからそれぞれの楽しみがあってもいいと思います。例えば、女性も男性もいつまでも見た目を気にするものです。だからこそ美容にお金をかけるのです。洋服やジュエリーを買って、自分を着飾ってもよいのではないでしょうか。

有紗さんの例は少し極端かもしれませんが、自分の収入で買うという心意気は素晴らしいと思うのです。そのような気持ちがある女性だからこそ、祐樹さんもある程度のお金の負担には納得したのでしょう。

結婚するまでの生活は異なる2人なので、最初は価値観の違いもあるに違いありません。でもお互いに責めることなく、話し合いをすれば必ず着地点は見つかるものなのです。