“掘り出し物”の賃貸に引っ越し、家計にも余裕

「それなら、お子さんの保育所の問題はありますが、更新を機にもう少し値ごろな物件を探してみてはいかがですか? 今はオール電化にこだわらない方がいいかもしれません。引っ越しをするなら、それを機にお得な電気料金のプランを検討してみてください」

そうと決まると、谷さんの動きは迅速でした。地域密着型を名乗るだけあってわが家の地元の不動産屋さんにも顔が利くようで、1週間もたたないうちに物件のリストが送られてきました。私たちも仕事の合間を縫って内覧に通い、たちまち引っ越し先が決まりました。最寄り駅は同じで築年数は古いものの駅には近く、さらに、今の家より広いのに家賃は3万円も安いという“掘り出し物”です。

4月以降も今のマンションに住み続けるより家賃は5万円マイナス、電気代も新しい料金プランだと月々2万円マイナスとなり、私たちの小遣いも余裕で確保できそうです。「ここに決めました!」と報告のメールを送ると、谷さんからは「気軽に引っ越しできるのが賃貸暮らしのメリットですから(笑)。今は人が動く時期なので物件も豊富みたいですよ。その分、引っ越し代はちょっと高くつくかもしれませんが……」と返信がありました。

今は引っ越したばかりで落ち着きませんが、一段落したら、また夫婦で谷さんの事務所を訪れたいと思っています。谷さんの話を伺い、目先の問題だけでなく、もっと長期的な視点から家族のライフプランを考えていく必要性を痛感したからです。

私たち夫婦の資産の運用、娘の教育資金、親からの相続、老後資金のつくり方など、谷さんには教えてほしいことが山ほどあります。この出会いを機に、私たち家族の人生のアドバイザーとして、今後とも谷さんと末永くお付き合いをさせていただけたらと思っています。

●31歳の会社員が新築タワマン購入で大失敗? 詳しくは【「タワマン最上階」契約後にまさかの事態…明るい妻が豹変した決定打】(本サイト記事)で紹介します。

※個人が特定されないよう事例を一部変更、再構成しています。