未来への投資! 最も効果があった電気代削減法

最も効果があったインフレ対策は、電気代の削減です。

電気代が跳ね上がった冬、単に「節約しなきゃ」ではなく、どの家電が電気を食っているのかを分析しました。結果、古い冷蔵庫や温水洗浄便座の保温機能が原因だと分かりました。

古い冷蔵庫は思い切って最新の省エネモデルに買い替え、温水便座は使う時だけ温める設定に変更しました。冷蔵庫の買い替えは大きな出費でしたが、月々の電気代が確実に下がり、これは「コスト削減のための投資」だと捉えています。

インフレ対策は家計の体質を根本から改善していく地道な作業です。小さな無駄を見直し、時間や労力という見えないコストも考慮に入れること。そして、本当に必要なものにだけお金を使う意識を持つことが、この値上げの時代を乗り切るための「守りの経済学」だと感じています。

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佐藤さんが実践する「守りの経済学」は苦しいだけの節約術ではありません。「今あるものを活かす」というクリエイティブな発想や、「時間は一番の浪費」という気づきは、物価高に振り回されないための心の強さでもあります。 大切なのは、目先の数字に一喜一憂せず、長期的な視点で家計を整えていくこと。佐藤さんのように、楽しみながら「わが家なりの最適解」を見つける姿勢こそが、この値上げの時代を賢く生き抜くための、本当の防衛術と言えるでしょう。