昨今の離婚率は高く、厚生労働省が公表している「令和4年(2022) 人口動態統計月報年計(概数)の概況」によると、令和4年における婚姻件数は50万4878組で、離婚件数は17万9096組となりました。だいたい3組に1組は離婚をする計算です。結果、シングルマザーも増えていますが、実は非常に貧富の差が激しくなっています。そのため実家に戻る人もいるのですが……。今回の記事では、シングルマザーの結婚について紹介していきます。

シングルマザーの世界は格差社会

シングルマザーになる女性の職業はさまざまです。そして再婚を望む理由も人それぞれ。女医さんや弁護士さんなどの専門・資格職、女性経営者の場合は、生活に全く困らないので男性にお金のことは求めません。でも1人ぼっちという精神的な寂しさがあり再婚を望みます。

このような女性は、生活のためというよりは、さらに豊かで充実した人生を見つけたいために再婚を希望するのです。

一方では、一般的な会社員をされている女性の中には、経済的な問題がのしかかるのは事実です。さらに子どもがいると、保育園や幼稚園などの送迎、病気になった時の対応なども求められてしまいます。

たとえば子どもが熱を出したら病院に連れていきますし、場合によっては家で看病をすることに。そうなると仕事を休むことになります。会社によっては子育てに寛容な場合もありますが、そうではないと上司や同僚から嫌味を言われることも。他にも保育園や幼稚園、小学校では父兄が参加する行事が多いですから、その度に仕事を休むことになるので、シングルマザーにとってはとても大変なことになってしまうのです。そのため実家に戻る人も多いですが、それはそれで問題が発生してしまうこともあるのです。