投資の成功体験から始める新NISA
2024年を迎えた今、投資信託の評価額は4000万円を超えていた。既に600万円ほどの分配金を受け取っていることを考え合わせれば、素晴らしい投資結果といえた。この状況になれたのは、情報を集め、先々の見通しを持って運用を継続してきたためだと思った。これで息子の学費について心配する必要がなくなったため、沙織は自分自身の将来について考え始めるようになった。情報を集めて新NISAを使って自分のための資産を作っていこうと考えたのだ。ところが、いざ投資をスタートしてみると……。
●投資信託の分配金で生活をやりくりしてきたシングルマザーの沙織。新NISAで自分の人生ための資産形成を考えた時、ある違和感を感じた。それは……? 後編【「全世界株式」一択に違和感を感じたシンママが息子の大学進学費用を投資信託で準備できた理由】にて、詳細をお届けします。
※複数の事例から着想を得たフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。