〈前編のあらすじ〉

中堅IT企業に勤める岡部大輔さん(仮名)は2年前に派遣社員の妻と結婚。待望の第1子が年末に誕生予定で、仕事もプライベートも順調そのものでした。

ところが、つわりの重い妻の体を気遣った義母が毎日岡部さんの自宅に入り浸るようになり、生活にいろいろと口出しするようになったことで状況が一変。義母の肩を持つ妻の態度にもストレスがたまっていきます。

そしてある日、ついに我慢の限界を超える事件が。子供の学資保険加入を強要してくる義母に、積み立て投資を検討している岡部さんは真っ向から反対。すると義母は烈火のごとく怒り出し……。

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専門家に相談、ジャッジを仰ぐことに

子供の学資保険を巡って義母と一触即発状態になった一件で、私は専門家の助言を受ける必要性を強く感じるようになりました。幼少時から“良い子”だった妻は、ずっと義母に従順だったのでしょう。しかし、今度は自分が母親になるわけですから、何でも義母任せでなく、妻自身が主体的に判断してくれないと困ります。一方で、私が考えていることについても、それが適切なのかどうか専門家のジャッジが欲しかったのです。

そんな時、インターネットで私の希望にぴったりな専門家を見つけました。それが、心理学を学ぶファイナンシャルプランナー(FP)の城田さんです。

妻には「子供も生まれることだし、これからのマネープランについて専門家のアドバイスをもらおうと思って」と説明し、義母が所用で来られない日に2人で自宅近くのファミレスで城田さんと会うことにしました。