義母との同居生活

それから1年後、優海は大学に進学して一人暮らしを始め、幸子との同居生活が始まった。

もうすっかりパチンコからは足を洗い、以前のような快活さが戻っていた。

リビングを掃除していると、幸子がうれしそうに廊下から声をかけてくる。

「愛実さん、それじゃあ私はいつもの集まりに行ってくるからね」

現在、幸子は地域のシニアクラブに入り、そこでお友達と楽しそうにカラオケや陶芸などのレクリエーションをやっている。

「はい、行ってらっしゃい」

愛実は幸せそうな幸子の背中を笑顔で見送った。

複数の事例から着想を得たフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。