新NISAでのこれまでの運用損益や2年目の戦略など、誰もが気になる実情について読者の体験談が続々到着。今回の投稿者うさみさんの新NISA1年目は、投資歴1年未満ながら何と早速、米国株の個別銘柄投資を始めたというチャレンジングな幕開け。その意外な理由と結果に迫ります。

新NISA1年目からいきなり米国株デビューのワケ

うさみさんのプロフィール(20代女性・会社員、九州・沖縄地方在住)

投資歴:1年未満

投資経験がある金融商品(銘柄):投資信託…eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

国内株式…三菱商事【8058】、九州旅客鉄道【9142】、日本電信電話【9432】

外国株式・外国ETF…NVIDIA【NVDA】、Apple【AAPL】

金融資産残高:~499万円 

 九州・沖縄地方で働くうさみさんは一人暮らしの20代女性。投資歴は1年未満、投資銘柄は上記のとおりです。

新NISAは2024年5月から始めたといううさみさん。きっかけは普段接するシニアの顔見知りから「年金だけでは暮らしていけない」と聞くことが多くなったからでした。そんな折、友人から新NISAが始まったことを聞いてネットやSNSなどで情報を収集。新NISAのつみたて投資枠でeMAXIS Slimの「オルカン」と同シリーズの「米国株式(S&P500)」に積み立てを開始します。

さらに成長投資枠を活用して夏のボーナス全額を米国株、それも半導体関連株に投じたとのこと。何とも思い切りの良い決断と言えそうですが、はたしてどんな思いがあってのことだったのでしょうか。

●前編:『「年金だけでは生きていけない」とこぼすシニア。「このままでは私も同じ末路…」始めた新NISAの意外な“投資先”【読者体験談】』