高収入の職業といえば、医師を想像する人は多いと思います。命を救うという、極めて重要な職業だからこそ、その対価は高額です。でも、いくら人の命を救えるくらいの技術や知識があっても、結婚となると話は別。医師家系の考え方が結婚を遠のかせることもあるのです。
医師になるのは本当に大変!
医師は収入も高く、世間からも尊敬される存在です。そしてやりがいもあるために、医師になった人は子どもも医師にしようとする傾向が強いです。「医師家系」という言葉があるくらい、家族全員が医師、もしくはお母さん以外が全員医師、さらに親の兄弟や親戚も医師ばかりというケースも少なくありません。
子どもを医師にするには親の経済力が必要ですし、何より本人の努力と学力が必要です。医師は国家試験で合格しないとなれない職業ですから、最終的には本人がどれほど勉強を積み上げてきたのかで決まるのでしょう。
そのため医師家系では、子どもの頃から英才教育が始まります。毎日のような塾に通い、家庭教師をつけ、親のサポートも手厚いです。大学まで一貫教育を受ける人も多く、学年でもトップクラスの学力を維持しています。
そして医学部に入ったとしても、苦労は続きます。むしろ苦労はもっと強くなるのでしょう。同じ学部の学生はみんな医師を目指しているのですから、学力はほぼ同じ。これまでのようなトップになれないとなれば、プライドを傷つけられることもあります。そこで弱音をはかずに勉強に明け暮れるわけですが、最終的な国家試験に合格しないと医師になれないという問題もあるわけです。
無事に試験に合格をして医師になっても、研修医を経てようやく医師として認められます。ここまで費やしてきた時間や労力は計り知れません。そして、犠牲にしてきたことも多いです。その1つが恋愛です。勉強に忙しく、恋愛をする時間が取れないので、異性との関わりが少ないのです。
でも、医師になった途端、これまでとは大違い。急に異性にモテ出して、この世の春が訪れるのです。