竹中真由さん(仮名)はテニスやゴルフが得意な体育会系女子。スポーツ用品会社の企画部に勤務しています。
社会人6年目のこの10月、交際して5年になる宏太さんと結婚式を挙げました。宏太さんも子供の頃から大会に出ていたゴルファーで、一時はプロを目指していたというスポーツマンです。
都心のレストランでの結婚式には多くの仲間が参列してくれていい思い出になったそうですが、一方で結婚式を機に幼稚園からの友人2人を失い、やりきれなさが残ったと打ち明けます。それは、友人たちのとった身勝手な行動が原因でした。
特に1人の行動は仲間内でも「犯罪級に悪質」と非難されたそうです。竹中さんに結婚式をめぐる友人たちとのトラブルについて聞きました。
〈竹中真由さんプロフィール〉
神奈川県在住
27歳
女性
スポーツ用品会社勤務
会社員の夫と2人暮らし
金融資産150万円(個人)
大学時代にサークル活動で知り合った同い年の宏太とは、付き合って5年になります。お互いの両親やきょうだい、友人とも親しく、ほとんど家族のような関係でしたが、そろそろケジメをつけないと、という話になり、10月に挙式しました。
宏太も私もそれなりに仕事が忙しく、また、2人とも自分の結婚式をこうしたい、ああしたいというこだわりがあるわけでもなかったので、コストと出席者の交通の便に配慮して、ありふれた都心のレストランウエディングのプランを選びました。
お色直しも、私はウエディングドレスからカラードレスへの1回だけ、宏太はタキシードの小物を変えてイメチェンするだけで基本的になし、というごく一般的なスタイルです。
親戚はともかく友人たちは皆忙しそうなので、式の3カ月前には届くように、早めに招待状を発送しました。ちょっと心苦しかったのは、たまたまなのですが、仲間内で結婚式が続いたことです。