消費税は何に使われている?

2013年12月に成立した「社会保障と税の一体改革」により、消費税は基本的に社会保障の財源に使われるようになりました。うち主要なものを「社会保障4経費」といい、「年金」「医療」「介護」「子ども・子育て支援」に分けられます。

【消費税を財源に行われた社会保障4経費に関する施策の例】

社会保障費は日本の歳出で最も大きい支出項目です。2021年度の予算では全体の3割を超える歳出が計上されました。

【2021年度予算(一般会計歳出)の内訳TOP3】
1.社会保障費:35.8兆円(33.6%)
2.国債費:23.8兆円(22.3%)
3.地方交付税交付金等:15.9兆円(15.0%)

出所:財務省 日本の財政を考える

社会保障は私たちが安心して暮らすために欠かせません。消費税の負担は軽くありませんが、使い道を知れば少し負担感が和らぐのではないでしょうか。