24年から下落トレンド 決算後の株価が軟調
日清食品ホールディングスの株価が芳しくありません。2023年12月の上場来高値5225円までは上昇しますが、24年から下落トレンドとなっています。現在は2800円台で取引されており、直近5年間の安値圏に沈んでいます。
24年8月の日本株急落時を除くと、株価の主な下落は決算の発表で生じました。24年以降は決算内容への反応が悪く、投資家は売りで応えています。25年5月の本決算(25年3月期)では買いが集まったものの、以降は売られる展開となりました。続く今期(26年3月期)の第1四半期の決算も、初動は売りで反応しています。
【決算公表時の株価の反応(2024年~)】
【日清食品ホールディングスの株価チャート(過去5年間)】
・株価:2680.5円(2025年8月4日終値)
日清食品ホールディングスは主要な食品株であり、資本収益性から「JPXプライム150指数」にも採用されています。なぜ株価は下落しているのでしょうか。理由を探ってみましょう。