変動型住宅ローン約8割に
「住宅ローン利用者の実態調査【住宅ローン利用者調査(2025年4月調査)】」(住宅金融支援機構、2025年6月27日公表)の結果によると、住宅ローン利用者の金利タイプ選択において「変動型」を選んだ人が79.0%に達した。前回調査時(2024年10月)と比較して1.6ポイントの増加となる。
一方で「固定期間選択型」は12.2%(前回調査比1.3ポイント減)、「全期間固定型」は8.8%(同0.2ポイント減)という結果となった。
利用した金利タイプ
変動型金利を選ぶ人の割合は過去の調査と比較すると着実に増加傾向を示している。22年4月調査では73.9%だったものが、約3年で約5ポイント増加している点は注目に値し、住宅ローン市場におけるトレンドの変化を示しているといえるだろう。
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