ケーススタディ③DC運用を継続する

図4 DC活用法:ケーススタディ③

出所:Finasee編集部作成

米子 3つ目は65歳以降も働き、運用を続けるプランですね。

井出 その場合は必ずしもDC資産を65歳時点で受け取る必要はないのですね(図4)。給与や預貯金で対応できるなら、DC資産の受け取りを先延ばしにする手もあります。例では75歳まで給与収入やその他の収入があるとしていますが、預貯金などの資産を取り崩しながらの場合でも同様です。また、65歳まで働いた後に公的年金を繰り下げて増額を狙い、その間をDC資産の一時金を取り崩して埋める使い方もできます。65歳から75歳までをDC資産でつなぎ、公的年金は75歳から受け取るという方法もあります。

蘭丸 よく、元を取るには繰り下げ受給で何歳まで生きればお得といった情報もありますが…。

井出 寿命は誰にも分かりません。未来は不確実ですから、お得だと思う人はそうするでしょうし、反対に繰り上げて受け取る人もいるわけです。

米子 いずれも自分次第ということがよく分かりました。納得がいくまで考えて、自分の判断基準を持てるようにしたいですね。