愛人関係の出産で起こりうること
未婚の母と聞くと、もしかしたら経済的に厳しいイメージを持つ人もいるかもしれません。しかし中には生活に困らない人もいます。たとえば、いわゆる愛人関係にある方の中には、子どもの父親から生活全般の費用を受け取っているケースもあります。
「入籍はできないが、母子の面倒は見る」「子どもは認知する」というケースもありますし、本妻が離婚を拒否している一方で、実際に暮らしているのは愛人というケースもあります。子どもにしてみれば、普通の家庭と思っていたのに、父親と母親は結婚していなかったということになります。
父親と母親の苗字が違うこともあるので、小学生や中学生の頃にその事実を知ることが多いようです。いくら多様性の時代とはいえ、愛人の子どもという立場は、辛さを抱えるケースもあるようです。
弊社には過去に愛人関係にあったという会員(鈴木理子さん・仮名)がいます。
長く彼にお世話になっていましたが、彼が突然亡くなってしまい、50歳近くになって路頭に迷いかねない状況に。本妻は鈴木さんの存在を知っており、夫が亡くなった後、マンションから出ていくよう鈴木さんに言ったそうです。
当面の生活費はありますが、この先何十年も暮らせるだけのお金はありません。かといってバリバリ働ける年齢でもありませんから、結婚相手を探すために結婚相談所に入会されました。
●愛人関係の出産が相続や後継者争いに発展するケースを、後編【「父を奪ったあげく子どもまで産むなんて」遺産分割に大反対の本妻の怒り…愛人の子たちが背負わされる「理不尽な十字架」】で詳しく紹介します。
※プライバシー保護のため、内容を一部脚色しています。
