「大手証券でも金融機関でもないIFAって、本当に大丈夫なの?」

今回は当社の資産運用セミナーにご参加いただき、その後個別相談を希望された村井美智子さん(仮名、72歳)のケースをご紹介します。

相談者: 村井 美智子さん(72) 弁護士 (仮名)

村井さんは弁護士というキャリアをお持ちのうえ、投資信託と債券、不動産など2億円を超える資産も保有されていました。しかし、利益を期待して購入した投資信託でほとんど成果を出せていないことに不満を持ち、セミナーに参加されたといいます。

私たちが主催するセミナーでは、個人投資家が冒しやすい典型的な失敗例を紹介しています。具体的には、毎月分配型投信、テーマ型投信、新興国通貨建て債券、ファンドラップ、仕組債、市況予想に基づく個別株売買の6パターン。これらの商品は、それ自体が悪いわけではありませんが、メリットばかり強調され問題点が見落とされることが多く、いずれも自身のニーズに合わないのに保有している人がとても多いのです。この話を聞いた村井さんは「私の資産運用も、この失敗に当てはまっているかもしれない」と個別相談を希望されました。

初回の面談では、運用の現状とお悩み、どんな資産運用を希望されているかなどについてヒアリングしました。大手証券で勧められるままに購入したという3本の投資信託の種類は、それぞれ毎月分配型とテーマ型、レバレッジ型で、毎月分配型の投資信託に関しては、すでに元本を600万円も棄損していました。

利益が出ている商品もあるのでトータルではトントンでしたが、10年も投資したのに成果がほぼゼロという状態には、当然ながら納得がいかない様子。また、大手証券の営業担当者には、商品の提案に来るばかりで、投資した後のフォローがない点も不満を抱えていたようでした。

「安心して、長期で続けられる投資がしたいんです。今の商品でそれは可能なのでしょうか?」

これは、彼女が抱いていた最も大きな疑問でした。そこで、中立的なアドバイスを受けようと当社にいらしたわけです。しかし、だからといって私や当社を全面的に信頼しているわけでもないようです。

「説明は理解できたけれど、アンバー・アセット・マネジメントさんって初めて聞く名前の会社だし、しくみがよくわからない。そもそも、大手でも金融機関でもないですよね……」

その率直な言葉からは、「確たる企業規模や歴史もないのに信頼できるアドバイザーなんて、本当にいるのだろうか」という不安がにじみ出ていました。

証券アナリストからの客観的なアドバイスに心は動いたが……

今まで受けてきた提案が適切なものでなかったことが分かり、信頼していた大手証券に不信感を抱いてしまった以上、当社に対しても警戒してしまうのは無理もないことです。それでも、2度目の面談に来てくださったので、前回ヒアリングした保有資産の分析結果をお見せしました。

彼女には弁護士としての収入と家賃収入があるため、分配金は必要ありません。また、株式を組み入れたいという希望はありましたが、全体的には安定運用を望んでいたので、今保有している商品は最適ではないことを説明しました。

そのうえで、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)などの主要な機関投資家が実践している資産配分の考え方をもとに、村井さんに合うポートフォリオを提案しました。当社では、私のような証券アナリストの資格を持つアドバイザーが、「分配金健全性分析コンパス」「資産管理診断コンパス」など客観的な事実や統計的に信頼できるデータをもとにした独自の診断ツールを活用して保有資産を分析し、お客さまに適した資産運用を提案しています。

すでに保有していた債券は特に問題ない商品であり、不動産についても満足されていたので、見直すべきは投資信託だけでした。そこで、初回の面談の際にお聞きしたお考えに沿って、債券や株式、投資信託を組み合わせたポートフォリオを提案しました。

彼女はこの提案に納得してくれたようで、当社に口座を開設してくれることになりました。5000万円を入金して投信を購入され、当社がアドバイザーとして伴走する資産運用がスタートしました。

「お客様交流会」で他の投資家の意見に触れ、不安解消

しばらくすると、村井さんから1本の電話がありました。「1億円を追加で振り込みます。どう運用すべきか、改めてアドバイスしてもらえませんか?」

これには驚きました。しかも、前回継続保有をお勧めしていた債券も、大手証券の口座から当社の口座に移したいとおっしゃるのです。あんなに警戒心の強かった彼女に、何が起こったのでしょう。

いったいどうしたのかと尋ねると、「交流会に参加して、アンバーさんは信頼できると確信できたの」という答えが返ってきました。当社では、お客さま同士やアドバイザーとの親睦を深める「お客様交流会」を半年に1度開催しています。親しい友人同士でも投資については話題にしにくいものですが、腹を割って話せる投資仲間ができると毎回大好評のイベントで、「よかったら他のお客さまとお話しなさってみてください」と村井さんもお誘いしていたのです。

彼女はそこで数人のお客さまと資産運用について話をしたそうです。そこで、当社が一貫した方針の下でアドバイスをしていること、一人ひとりの希望や状況に応じてオーダーメイドの資産配分を提案していること、そして、どの方も安心して投資し、満足していることがわかったと言います。「私が受けているアドバイスは信頼できると思えたから、すべて預けると決めました」。

実は私は大手証券の出身で、お客さま本位の営業ができない歯がゆさ、悔しさから今の仕事に就いた経緯があります。村井さんのこの言葉を聞いて「IFAに転身してよかった」と改めて思うとともに、これからもより信頼できるアドバイザーであり続けようと決意を新たにしました。

お客さまには普段から定期的に連絡をして、不安やお困りのことがないかをヒアリングしています。「コロナショック」で世界中の株式市場が混乱していた時、心配になって村井さんにもお電話したところ、「大丈夫よ、そんなこともあるってあなたが教えてくれたのを覚えているから」と明るく話していたのが印象的でした。

村井さんのように大手証券や銀行を信頼していた方にとって、なじみのないIFAに最初から心を開くのは難しいことでしょう。まずはセミナー参加で様子を見るといった利用も大歓迎ですので、勇気を出して信頼できるアドバイザーと出会うための第一歩を踏み出していただきたいと思います。

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