米を食べる頻度は「変わらない」が8割を超える
前問では米を食べる頻度が減っている可能性が示唆された。同調査では単刀直入に「直近の6ヶ月において、米の価格上昇にともない、お米を食べる頻度が変化したか」も質問している。
調査結果を見ると、最も回答率が高いのは「変わらない」(80.0%)。やはり主食の米。価格が高騰していても、多くの人は従来と変わらない頻度で米を食べているようだ。

「変わらない」と回答した人に理由を聞いたところ、「米が好きだから」「主食だから」などの声が聞かれた。また物価上昇を背景に「値上しているが他の食品も同様だと思うから」といった人もいた。
年齢別では、「変わらない」と回答率が最も高いのは70代(85.2%)。年齢が下がるにつれて割合が下がる傾向にあるようで、最も割合が低いのは20代(74.2%)だった。食生活の多様化も背景にあるのかもしれない。
●米以外に主食になりえるものは何か。後編:価格高騰が続くも…米選びの基準は変わったのか?一方で「パン・麺・うどん」、令和の米不足で人気を集める代替品とは?
調査概要 調査名:お米についてのアンケート調査 調査主体:日本生活協同組合連合会 調査対象:組合員モニター6342人 実施期間:2025年3月11日~2025年3月18日