相続税対策の情報源 専門家の活用は少数にとどまる

専門的な知識が要求される相続税対策。どのような情報源が利用されているのか。調査によれば、最も回答率が高いのは「インターネット」で50.7%。やはり無料で情報が得られることから、始めやすいこともあるだろう。

出所:和上ホールディングス 「相続税対策」に関する調査

しかし掲載されている情報は玉石混交で、必ずしも自分のケースに当てはまるとは限らない。誤った対策を行って、あとで税務署から不備を指摘されては洒落にならないだろう。

税務の専門家と言えばやはり税理士だが、調査では「インターネット」に次いで多い回答率(31.8%)となった。税に関する豊富な知識を基に、自分の条件にマッチしたアドバイスを受けられることから、相続財産が多い人にとっては、有料であっても十分に有益なのかもしれない。

調査概要 調査名:「相続税対策」に関する調査 調査主体:株式会社和上ホールディングス 調査対象:60代〜80代の男女500人 調査期間:2025年2月28日