会社の“外”とのつながりを重視する時代へ

「働き方」について、“現状と今後”という観点でもギャップを見てみよう。

出所:株式会社博報堂・博報堂生活総合研究所「働くことに関する意識調査」

ギャップが最も大きかったのは、「会社を超えて社会と関わる」という項目。そして、「会社の中で自分で仕事をつくる」「社会に貢献する」と続く。

この結果からは、会社の外にも目を向けている人が多いことが分かる。また、仕事を単なる与えられたタスクとしてこなすのではなく、より主体的にとらえている様子も浮き彫りになった。

いろいろなギャップを見てきたが、自分の感覚と比べてみて、どのように感じただろうか。理想と現実に差があると感じることは、決して特別なことではない。今回の調査結果を参考に、“働くこと”について改めて考えてみてはどうだろうか。

新たな視点で見つめ直せば、これまで気づかなかった選択肢やチャンスが見えてくる可能性もある。すると結果として、資産形成にもプラスに働くことだろう。

《調査概要》 調査名:「働くことに関する意識調査」 企画分析:博報堂生活総合研究所 調査時期:2024年10月31日~11月5日 調査対象:20~69歳の男女 有職者 5,000人 調査方法:インターネット調査