今年、井出子商事に入社した新入社員の新 米子(しん・まいこ)。人事総務部に配属され、確定拠出年金(DC)の担当を任されることに。早速、先輩社員の部手蘭丸(べて・らんまる)から、iDeCo(個人型確定拠出年金、イデコ)についての理解を深めるよう指示を受けるが、当の蘭丸は早々に具合が悪いと言い残して医務室へと消えてしまう。途方に暮れる米子の前に登場したのが二人の上司である人事総務部長の井出小太郎(いで・こたろう)。早速、米子は戻ってきた蘭丸とともに井出による新(真・シン)iDeCoゼミナールを受けることに。今回はさらなるiDeCoの掛金上限額の引き上げについて。
2026年12月、iDeCoの掛金額がさらにアップ
井出 iDeCoの掛金上限額ですが、2026年12月に施行される年金制度改正法による変更点を見てみましょう。
2026年12月法改正による変更点
井出 このように多くの場合で掛金の引き上げが実施される予定です。また、前回の記事「今さら聞けないそもそも論…「iDeCo」について最低限知っておきたいこと①【加入と受け取りの改正点】」で企業年金ありの会社員・公務員の方はiDeCoの掛金額の上限が2万円に上がったことを説明しましたが、改正後はこのiDeCoの上限が撤廃され、企業年金と合算した枠に拡大されます。
