新NISAでうっかりミス。買い直したが購入時期が悪かった

続いては50代女性のみきっちさんの体験談。新NISAにはつみたて投資枠と成長投資枠という2つの投資枠がありますが、みきっちさんは成長投資枠で国内株式を購入するつもりが、ある“うっかりミス”をしてしまい……。

<みきっちさんプロフィール>

女性、50代、四国地方在住、会社員
投資経験:投資信託、国内株式
金融資産:~499万円
運用期間:1~5年
 

<体験談>

「世間がNISAやiDeCoと騒いでいたので、周りにアドバイスしてくれる人もいないまま、ネットの記事や本を読んで投資を始めました。資金はあまりないので少しずつコツコツです。初心者なので、投資信託メインで資産は少しずつ増えています。

新NISAになって少し投資額を増やしてみようと、国内株式にも投資することにしました。ところが、よく行くスーパーの株を成長投資枠で買うつもりが、間違えてNISAではない枠で株式を購入してしまいました。売ってNISA枠での株式購入のお金に当てようと考えましたが、売却手数料がかかるので、結局そのまま置いています。

その後、今度はよくチェックしてスーパーの株をNISAの成長投資枠で買うことができました! ただ、購入時期が悪かったみたいで、購入金額より株価は下がったままですが、優待で商品券の送付がありました。得したのかどうか分からないままです。私のように資金もあまりなく、初心者の方には、個別の株よりも、投資信託をお勧めしたいと思います」

知識不足で始めた投資で50万円の損

最後は30代女性の一目央人さんの体験談。知識不足のまま投資を始めたことで、50万円ほど損してしまったとのこと。手痛い失敗経験を通して痛感したこととは?

<一目央人さんプロフィール>

女性、30代、関東地方在住、会社員
投資経験:投資信託、国内株式、国内株式(信用)、外国株式・外国ETF
金融資産:500~999万円
運用期間:1~5年
 

<体験談>

「投資を始めたての頃、『今上がっているから』という理由だけで、よく知りもしない銘柄を購入してしまいました。急落しても損切りをせず、これから上がるだろうから買い増ししようという軽い気持ちでさらに購入。

ところが含み損は膨らみ、40万円程の含み損を抱えることになりました。最終的に含み損が50万円になったところで、まだ下がるのではないかという恐怖に苛まれ損切を決意。

このような失敗を経験して安易に知りもしない銘柄には手を出すべきではないものだと痛感しました。投資について大切なことは、自分が信頼できる銘柄を探すことなのだと思いました」

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以上、今回は3人の投資エピソードをお届けしました。それぞれの投稿者が失敗体験によって得た貴重な教訓を、ぜひみなさんの投資戦略にも活かしてみてください。

※ご紹介している「」内のエピソードは原文に準拠しています

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