最近、50代や60代の皆さま向けのライフプランセミナーで、よくお話しさせていただくネタが、以前、日本経済新聞に掲載されていた「家計の専門家が選んだ長寿社会ならではのお金の注意点」※1。以下、そのランキングになります。
1位 介護費用の負担が重い
2位 老後も支出が減らない
3位 住居費がかさむ
4位 住宅ローン問題
5位 預貯金が足りない
6位 年金が想定より少ない
7位 高齢者を狙う金融商品で失敗
8位 認知症問題
9位 リタイアできない
10位 保険がムダに
※1 出所:日本経済新聞(2021年7月3日)「何でもランキング 人生100年時代、お金の誤算」
もちろんこれらをそのままご説明するわけではなく、私なりにいくつかのテーマに分類をした上で、それぞれのテーマについて客観的な数字やデータ等を確認しながら、テーマごとに対処法を一緒に考える、そんな流れでお話ししています。
中でも、老後資金や年金、住宅ローンの話は、50代、60代の最大の関心事であることは間違いないのですが、意外と受けがいいのが「高齢者を狙う金融商品で失敗しないために必要な金融リテラシー」というネタですね。以下、ご一読くださいませ。